結露量を1日単位で測る方法|自室の窓で確かめる手順(2026-08-25確認)
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結論(先に)
結露の量を自分の部屋で1日単位の数字にしたいなら、手順は次の3つを組み合わせる。
吸水量で量る :窓に結露吸水テープを貼り、使用前後の重さの差を見る。ニトムズの結露吸水テープは幅6cmタイプが1巻あたり約140g、幅12cmタイプが約280g、広幅タイプは1mあたり約260gまで吸水できる公表値になっている。この容量を超えて水が垂れ始めた時点が、その日の結露量がテープの限界を超えたサインになる。
季節の見当をつける :気象庁の東京の平年値 (1991〜2020年)では、1月は平均気温5.4℃・相対湿度51%(気象庁の平年値による)、7月は平均気温25.7℃・相対湿度76%(気象庁の平年値による)となっている。これは気象庁が公開している屋外の平年値であって、当日の実測ではないので、結露が出やすい時期の目安として使う。
起きる条件を先に判断する :これとは別に、YKK APの技術資料 では、室温20℃・相対湿度60%のとき露点は約12℃という目安が示されている。窓ガラスの表面温度がこの露点を下回ると結露が始まる。部屋の室温・湿度と窓の表面温度を先に測れば、その日結露が出る条件かどうかがテープを貼る前にわかる。
僕自身はまだ、自分の部屋でこの手順を通して継続測定したデータを持っていない。ここに書いたのは公式に公表されている数値と手順の組み立てだけで、実際にどれだけの結露が出るかは住まいの断熱・窓の種類・その日の室内外の条件で変わる。
使う道具の公表値(比較表)
製品
役割
公表値
確認日
ニトムズ 結露吸水テープ 幅6cm
出た水を吸う
約140g/1巻
2026-08-25
ニトムズ 結露吸水テープ 幅12cm
出た水を吸う
約280g/1巻
2026-08-25
ニトムズ 強力結露吸水テープ広幅
出た水を吸う
約260g/1m
2026-08-25
アサヒペン 結露の水だれ防止スプレー
水滴を小さく抑える
持続約30日/使用量目安 約6ml/㎡
2026-08-25
鈴木油脂工業 結露防止スプレー
コーティングで防止
容量300ml
2026-08-25
吸水テープとスプレーは仕組みが違う。テープは出た水を吸って重さで測れるが、スプレーは水滴を小さくする側なので、同じ窓に両方使うとテープの増加量が本来より少なく出る。測定用にテープを貼る窓と、スプレーで対策する窓は分けたほうがいい。
出所: ニトムズ公式
手順1:起きる条件を先に判断する
ニトムズ 結露吸水テープの確認カルテ を貼る前に、その日が結露の起きる条件かどうかを先に見ておくと、テープの消耗を無駄にしない。YKK AP 結露防止性の確認カルテ にある目安では、室温20℃・相対湿度60%のとき露点は約12℃。窓ガラスの表面温度が約12℃を下回ると結露が始まる、という考え方になっている。
室温計・湿度計で部屋の状態を測り、窓ガラスの表面に触れて冷たさを確認する(表面温度計があればなお正確)。露点の目安に近い、あるいは下回っていそうなら、その日は結露が出やすい日として記録しておく。
手順2:吸水量で1日分を測る
条件が揃っていそうな日に、窓に結露吸水テープを貼る。貼る前にテープ自体の重さを量っておき、翌日剥がしてもう一度量る。増えた重さが、その日その窓で出た結露の吸水量になる。
ニトムズの公表値では、幅6cmタイプの吸水量は約140g、幅12cmタイプは約280g。広幅タイプは1mあたり約260g。ここに書いたのはあくまでテープが吸いきれる上限の公表値であって、実際に1日でどれだけ吸うかは公表されていない。テープの重さが上限に近づいている、または水だれが起きているようなら、その日の結露量はテープの容量を超えていると判断できる。
手順3:季節の傾向と照らし合わせる
毎日の記録がたまってきたら、気象庁の東京の平年値 と照らし合わせる。気象庁のデータ(jma-47662)では1月は平均気温5.4℃・相対湿度51%(気象庁の平年値による)、7月は平均気温25.7℃・相対湿度76%(気象庁の平年値による)と、月によって外気の条件がかなり違う。自分の記録した結露量が多かった日と、その時期の平年値の傾向が近いかどうかを見ることで、自分の部屋が季節のどのあたりで結露しやすいかの当たりをつけられる。
平年値は東京の屋外観測の値であって、住んでいる場所や室内の実測ではない。あくまで傾向を確認する材料として使う。
対策側の数値も一緒に見ておく
吸水テープで量るだけでなく、結露そのものを抑えたい場合の製品も公表値だけ確認できた。アサヒペン 結露の水だれ防止スプレー は水だれ防止効果が約30日持続し、使用量の目安は1平方メートルあたり約6ml。鈴木油脂工業 結露防止スプレー は容量300mlという公表値は確認できたが、持続日数はこの公式ページには書かれていなかった。持続日数を比較の軸にするなら、公表しているアサヒペンの製品の方が判断材料が揃っている。
確かめ方と未評価
この記事は、僕が実際に自分の部屋で継続測定して出した数値ではない。書いたのは、ニトムズ・アサヒペン・鈴木油脂工業・YKK AP各社の公式ページに公表されている数値と、気象庁が公開している東京の平年値、それらを組み合わせた測定の手順だけ。各社の吸水量・持続日数・容量は公式ページで確認した(確認日2026-08-25)。断熱シート(ニトムズのフォームアルミ・結露防止アルミシート)は、日射カット率やUVカット率、空気層の厚みは公表されているが、結露量そのものをg単位で減らす効果としては数値化されていないため、今回の「1日何ml/何g測るか」という測定手順の記事では対象外にした。実際にどれだけの結露がその日出るかは、住まいの断熱性能・窓の種類(単板か複層か)・室内の暖房や加湿の使い方によって変わるので、僕はそこまでは測っていない。仕様は改定されうるので、購入や実施の前に必ず各社の公式ページで確認してほしい。
仕組みを図で見る(当サイトの自作図解) 結露はなぜ窓に出るのか(露点と表面温度の関係)
室内(暖かい・湿っている) 例:室温20℃/湿度60% → 空気が抱えられる水の量に対して余りがある この空気が冷やされて露点 まで下がると、水になって出てくる 窓ガラス 外(寒い) 外気が冷たいほどガラスの表面温度が下がる =表面温度 < 露点 になると結露 対策の向き:①表面温度を上げる(断熱) ②室内の水の量を減らす(換気・除湿) ③出た水を受ける/吸う(テープ・シート) 仕組みの説明の根拠:気象庁「結露」の解説。図は当サイトの自作です。(参考にした公的な解説:jma.go.jp )。図の中に当サイトの実測値は入れていません。 断熱シートが効く理屈(動かない空気の層をつくる)
何も貼らない窓 熱がガラスを通って外へ逃げる=表面が冷える 断熱シートを貼った窓 動かない空気の層が熱を通しにくい=室内側の表面温度が下がりにくい 断熱の考え方の根拠:国土交通省の住宅省エネ関連ページ。図は当サイトの自作です。(参考にした公的な解説:mlit.go.jp )。図の中に当サイトの実測値は入れていません。 換気と除湿:室内の水の量そのものを減らす
水を出すもの ・人の呼吸と汗 ・調理と湯沸かし ・風呂の湿気 ・室内干し ・観葉植物 ・開放型の石油/ガスストーブ(燃やすと水が出る) → 出た水は空気に混ざって部屋を回る 減らす手(順番に効く) ① 出さない(蓋をする・風呂の扉を閉める) ② 外へ出す(換気扇・窓を対角に開ける) ③ 取る(除湿機・除湿剤) ④ 表面温度を上げる(断熱)=出にくくする 住宅の換気(24時間換気の考え方)の根拠:国土交通省。図は当サイトの自作です。(参考にした公的な解説:mlit.go.jp )。図の中に当サイトの実測値は入れていません。 カビが出る条件(湿度・温度・栄養)と、結露との関係
水(結露・湿り) 温度 栄養(ほこり・皮脂) 重なると出る だから手を打つ順番はこうなる ・水を止める(結露を出さない・拭く) ・空気を動かす(押入れは扉を開ける) ・栄養を減らす(ほこりを取る) 3つのうち1つでも切ると出にくい 室内環境と健康の考え方の根拠:厚生労働省(シックハウス・住環境)。図は当サイトの自作です。(参考にした公的な解説:mhlw.go.jp )。図の中に当サイトの実測値は入れていません。 表面温度をどこで測るか(窓・壁・押入れの奥)
窓ガラス 下端がいちばん冷える 外に面した壁(north側・家具の裏) 空気が動かない所は表面温度が下がる 押入れ・クローゼットの奥 測るのは「いちばん冷える1点」=部屋の真ん中の温度ではない 結露の起き方の根拠:気象庁の解説。図は当サイトの自作です(当サイトは測定していません)。(参考にした公的な解説:jma.go.jp )。図の中に当サイトの実測値は入れていません。 札幌(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-8℃ 0℃ 7℃ 15℃ 22℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 青森(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-4℃ 3℃ 10℃ 17℃ 24℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 仙台(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-4℃ 3℃ 10℃ 17℃ 24℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 金沢(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-1℃ 6℃ 13℃ 20℃ 27℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 名古屋(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-2℃ 6℃ 13℃ 21℃ 28℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 東京(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-4℃ 4℃ 11℃ 19℃ 27℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 松江(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
0℃ 7℃ 14℃ 20℃ 27℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 広島(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
0℃ 7℃ 14℃ 21℃ 29℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 大阪(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
-1℃ 7℃ 14℃ 22℃ 29℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 福岡(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
0℃ 7℃ 14℃ 21℃ 28℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 高知(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
0℃ 7℃ 14℃ 21℃ 28℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。 那覇(気象庁 平年値):月ごとの平均気温と、そこから計算した露点(結露が始まる温度)
0℃ 7℃ 15℃ 22℃ 29℃ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温(公表値) 露点(計算値) 相対湿度(公表値) 気温・湿度は気象庁の平年値の公表値そのままです(出どころdata.jma.go.jp /確認 2026-07-27)。 露点は当サイトが公表値から計算した値で、式は Magnus 式(係数 a=17.62・b=243.12℃)を使っています。窓や壁の表面温度がこの露点を下回ると結露します。当サイトが測った数値ではありません。