窓の結露は一晩何ml?露点条件と結露対策グッズの公表値を確認(2026-08-10)
先に結論。「窓の結露は一晩で何mlになるか」を数値で公表した一次資料は、ニトムズ・アサヒペン・鈴木油脂工業・気象庁のいずれにも見つからなかった(2026-08-10確認)。代わりに確認できたのは、結露が始まる露点の条件(室温20℃・湿度60%で約12℃)と、対策グッズが吸える・防げる量の公表値の2つだ。
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結論(先に)
先に正直に書く。ニトムズ・アサヒペン・鈴木油脂工業の公式ページと気象庁のデータを確認したが、「一晩の窓の結露は何mlになるか」を数値で公表している一次資料は見つからなかった(2026-08-10確認)。だから僕はこの記事で、代わりに確認できた2種類の公表値を並べる。
1つ目は結露が起きる条件。YKK APの技術資料では、室温20℃・相対湿度60%のとき露点は約12℃で、窓ガラスの室内側表面温度がこれを下回ると結露が始まる。2つ目は結露対策グッズの公表容量。ニトムズの結露吸水テープは幅60mmで約140g/1巻、幅120mmで約280g/1巻、強力結露吸水テープ広幅は1mあたり約260gを吸水する。これは「一晩の発生量」ではなく「製品が吸える上限」の数字だが、選ぶ基準にはなる。
窓が結露しやすい季節の目安は、後述の東京(気象庁 平年値)の表にまとめた(1991〜2020年、12ヶ月分と年平均を確認)。気温が下がるほど窓表面が露点(約12℃)を下回りやすく、結露のリスクは高まる方向にある。
結露対策グッズの公表値比較
| 製品 | 種類 | 公表値 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| ニトムズ 結露吸水テープ 幅60mm(品番E1072系) | 吸水タイプ | 約140g/1巻 | 2026-08-10 |
| ニトムズ 結露吸水テープ 幅120mm(品番E1075系) | 吸水タイプ | 約280g/1巻 | 2026-08-10 |
| ニトムズ 強力結露吸水テープ広幅(品番E1150系) | 吸水タイプ | 約260g/1mあたり | 2026-08-10 |
| アサヒペン 結露の水だれ防止スプレー | 水だれ防止(膜タイプ) | 容量400ml/水だれ防止 約30日持続/使用量目安 1㎡あたり約6ml | 2026-08-10 |
| 鈴木油脂工業 結露防止スプレー | 水だれ防止(膜タイプ) | 容量300ml(持続日数は非公表) | 2026-08-10 |
表に測定条件の列を作らなかったのは、各社とも吸水量・容量の測定条件を公式ページで公表していないから。空欄で埋めるより、無い列は出さない。
東京の月別平年値(結露リスクの参考・出所は気象庁)
以下は結露対策グッズとは別データ。東京(気象庁 平年値)(1991〜2020年)を出所とする数値のみを載せる。
| 月 | 平均気温(気象庁) | 相対湿度(気象庁) |
|---|---|---|
| 1月 | 5.4℃ | 51% |
| 2月 | 6.1℃ | 52% |
| 3月 | 9.4℃ | 57% |
| 4月 | 14.3℃ | 62% |
| 5月 | 18.8℃ | 68% |
| 6月 | 21.9℃ | 75% |
| 7月 | 25.7℃ | 76% |
| 8月 | 26.9℃ | 74% |
| 9月 | 23.3℃ | 75% |
| 10月 | 18.0℃ | 71% |
| 11月 | 12.5℃ | 64% |
| 12月 | 7.7℃ | 56% |
| 年(平均) | 15.8℃ | 65% |
※気象庁の平年値ページで確認できたのは1月〜12月・年の全区分(気象庁、2026-08-10確認)。この表はそのうち平均気温と相対湿度だけを抜き出したもので、気圧・降水量・日照時間など他の項目はこの記事では扱っていない。
選び方
吸水タイプ(テープ)と水だれ防止タイプ(スプレー)は、そもそもやっていることが違う。テープは出た水を物理的に吸い取る。スプレーは表面に膜を作って水滴を小さく保ち、垂れるのを防ぐ。「結露を止める」効果を比べる数値ではなく、役割が別だと考えたほうがいい。
テープで選ぶなら、窓の大きさに対して吸水の余力がどれだけ要るかで幅を選ぶ。幅60mmと120mmでは吸水量の公表値が約2倍(140g→280g)に増えている。広い窓や結露量が多い窓なら、単純に幅の大きいほうが余力を持てる。
スプレーで選ぶなら、持続日数を公表しているかどうかが分かれ目になる。アサヒペンは約30日という数字を出している。鈴木油脂工業は容量(300ml)は分かるが持続日数は非公表で、そこは僕も確認できなかった。日数で塗り直しのタイミングを管理したい人は、日数を公表している製品のほうが計画を立てやすい。
室温・湿度の管理そのもので結露を減らしたい場合は、YKK APの資料が目安を示している。室温20℃・湿度60%なら露点は約12℃。冬の冷えた窓ガラスの室内側表面温度はこれを下回りやすい。換気で湿度を下げる、窓表面の温度を保つ(カーテンを開ける、断熱シートを使うなど)というアプローチは、この露点の考え方に基づいている。
公的な物差しの有無
JIS A 1514(建具の結露防止性能の試験方法)という規格の存在はYKK APの技術資料に記載がある。ただしこの記事で確認したのは各製品の公式ページと気象庁の平年値までで、JIS規格に基づいて結露対策グッズ(吸水テープ・防止スプレー)を試験・等級づけした公的資料までは確認していない。この点は僕の調査範囲の限界として書いておく。
各製品の詳しい仕様は公式ページに載っている。買う前に僕も公式ページで最新の数値を見てから決めている。
確かめ方と未評価
この記事は、ニトムズ・アサヒペン・鈴木油脂工業・YKK AP・気象庁の各公式ページに実際に載っている数値だけを引用した比較で、僕が窓に貼って実際に結露量を測った実測ではない。使用感・貼りやすさ・実際の吸水スピード・スプレーの持続日数の実際の効き目は、僕はまだ確かめていない=全製品未評価。ここはメーカー公式の仕様ページに頼るしかない、というのが今の僕の限界だ。「一晩に何mlの結露が出るか」という核心の数値は、調べた範囲では公式に公表されていなかった。今後、自前の実測ができた際にはこの記事を更新する。
確認日: 2026-08-10。仕様・価格は改定されうる。購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。